結果の公表について

私たち「宮城県美術館に関心と期待を寄せる有志グループ」(以下「有志グループ」)では、昨年12月9日から12月23日までの期間において「宮城県美術館の移転、県民会館との集約化に関する方針についてのアンケート」調査を実施し、このほどその結果をまとめましたのでここに公表させていただきます。

【結果をご覧になる際の注意点】

この調査では、①有志グループが任意で選んだ県内の公的あるいは民間の各種機関・団体等にアンケート票を直接持参または郵送等により調査への協力を依頼、②県民・市民をはじめどなたでも自由に回答ができるようweb上で一般公開、という二つの手法をとり、いずれも同じ質問内容で実施しました。

その結果、①の分についてはアンケート票計445通に対して、114件の回答(回収率約25.6%)をお寄せいただき、記入内容については、締め切り後事務局の手で集計・入力作業を行いました。また②の分では、計2,127件の回答が寄せられました。詳細の内容についてはそれぞれ別添のとおりとなっていますので、下記の点につきご理解のうえご高覧いただければ幸いです。

  •  ①②ともほぼ同一のアンケート内容であるとともに、いずれも個人の立場での回答という共通性はありますが、実施上の手法や対象者の立場・性質などの面でカテゴリーが異なる点に留意し、公表に際して集計は合算せず別々の扱いとしました。
  •  今回の調査に際してはいずれの回答も無記名方式とし、①のアンケート票についてはすべて無記名の封筒に封入のうえ事務局あて郵送いただきました。また②についても回答者の発信元が特定できないようにするなど、個人情報と内容の保護に努めました。

*①では氏名等を書き添えていただける例もみられましたが、統一するため個別に連絡のうえご了承のもとに削除させていただきました。また、②では、メールアドレスや電話番号、住所が添付されるなど連絡の可能な方には趣旨をご説明のうえご連絡させていただき、その部分を削除させていただきました。
*②の記述式の問で長いコメントがすべて見る事ができないことが判明しました。文字を小さくするなどして対応しておりますが、それでも難しい場合、行間をつめたり、改行部分を変えさせていただきました。その部分にも意味があるものと思われますが、全文を読んでいただくことを優先いたしました。ご了承下さい。


  •  今回のアンケート調査結果については、ご覧のとおり数的処理によってグラフ化しうる部分、および前述の個人情報等にかかる部分以外には加工・編集等を行うことなく、また主観的なコメントを加えることもなく、すべて記入された原文のまま提供させていただくものです。
  •  現在「県有施設等の再編に関する基本方針(中間案)」に対する意見(パブリックコメント)を募集している宮城県の震災復興・企画部震災復興政策課分権・調整班様に対し、有志グループとしての意見を別途提出するに際して、参考資料としてアンケート結果を添えて郵送すると同時に、宮城県知事様、仙台市長様、宮城県議会、行政の関係部署および各報道機関等、関係方面にも同じものを同時に郵送もしくは直接お届けさせていただきます。